セキュリティ強化のためにVPNや固定ipを利用できるようにするには
個人向けのインターネットサービスから法人向けのインターネットサービスへ切り替えようとした時に、どこから手をつければ良いのかわからずに困っている人は多いです。
幸いなことにNTTフレッツとocnの組み合わせならそのあたりはスムーズに進められますが、そのためには知っておかなければならないことがたくさんあります。ここではその移行について、手続きの観点から情報をチェックしていきます。
まず重要なこととして、その地域・住所で固定ip用の法人向けサービスを利用できるのかどうかを核にする必要があります。これは申し込みの際に確認をしてもらえるので問題はありません。
次にPPPoE(PPP over Ethernet)および、各種フレッツのプランに対応できるルーターや通信ソフトが必要になります。インターネット回線が古いもので1回線のみの利用だと、ソフトを使っての広帯域接続で利用しており、新規にルーターを用意しなければならないケースがあるので注意が必要です。固定ipの使えるocnのIPoEならばレンタルルーターを用意してもらえます。
ここまで確認と準備が済んでいれば、後は申し込みをするだけです。特に問題が無ければ細かいやりとりはNTTやocn側で行ってくれるため、基本的には待つだけです。そして7営業日位内には開通をしてくれるので、実際に利用できるようになるまでもスピーディです。
ただし注意したい点として、あくまでもこの申し込みで利用できるようになるのは固定ipというものがあります。セキュリティのためにVPNや各種法人向けのクラウドサービスを利用するなら、その手続きや設定は自分たちで行う必要があります。
最初は色々と勝手が違うので戸惑うところもありますが、いざ環境を構築すればこれまで以上に安心できる便利なサービスを活用できるようになります。インターネットを活用していくなら、この手の手続きや設定は絶対に避けられないものです。ですがその苦労に見合ったものが利用できるようになることも事実なので、個人向けサービスでは不十分だと感じたら法人向けサービスへの移行を検討してみてください。